50作以上続いている人気ヤクザVシネシリーズの記念すべき1作目。
最初の10～15分ぐらいみた感想「なにこれ…ｗ」
ｗ←って言いたくなる感じ。
下手クソすぎる演技、クサクサすぎるセリフ、ベタベタ過ぎるストーリー、明らかにパンチ・キック当たってなくて全然痛そうじゃないのにウワ～とか言ってる暴力・アクションシーン。
こいつは酷い、、、途中までコントかと思った。
2013年の作品なのになんなんだこの昭和感は…
しかし何やら続けて見ていくと不思議と面白いとなっていました。
チンピラ主人公コンビが横浜から関西に渡り組を立ち上げる。
イケイケドンドンで次々と仲間を増やし組織を拡大。敵を玉砕していくが、地元のホンマモンのヤクザから目を付けられ大ピンチ。
一方関西ヤクザは何やら「日本統一」を掲げ全国の組を束ねようとする…
途中までナニコレ珍百景状態でしたが、"ザ・顔面説得力"小沢仁志が現われたあたりから面白くなりました。サングラスとると意外と目が優しい…
千葉真一演じる会長、さすがの貫禄。梅宮たつ兄出番そんだけかよっ！
哀川翔、今でこそバラエティーの人だけど本職感あり。こういった俳優たちはさすがにレジェンド感がありました。
よ～く見るとヤクザ一味にもあきらかに見た目が怖くないエキストラっぽい人が混ざっていたり、主人公が指詰めるシーンで指がめちゃくちゃゴム感（作り物）凄かったり、ヒロインぽい女性の場末のスナック感がたまんなかったり。
かなり粗々でツッコミどころをあげたらキリがない。徹底的にベタなヤクザ映画・古き良きを楽しむ感じ。
くだらね～とか思いつつも続きが気になってしまった…こんだけシリーズ続くのもちょっと分かる気がした。
