もんきち

ANON アノンのもんきちのレビュー・感想・評価

ANON アノン(2018年製作の映画)
2.0
「プロットと雰囲気は〇」

開始5分で溢れ出すB級感。視覚情報?あのピロピロ~って小さい字が出てくる描写がとにかく鬱陶しい。ビョーンと出てくる映像が自撮り動画FPS風なのも安っぽさ満点。記号的な美術やスタイリング、フィルタ多用の色味はどこか他の映画で観た感じだし、視覚に侵入だの記憶の共有だのゴーストだのいう話もどこかの漫画で読んだ感じ。 このテの記憶云々の話はどうしても辻褄が合わなくなって強引な展開になるものですが今作も御多分に漏れず。最後は死んだふりからの安い銃撃戦でめでたく解決。それでも話の内容自体はなかなかアイデアで、やりようによっては面白くなったハズで残念。 タバコと灰皿がどうにも違和感でしたが何か意味があるんでしょうか?わからなかったです。 ラストもいい雰囲気だったんですがいまひとつピリっとしません。
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