ヒラリー

ブランカニエベスのヒラリーのレビュー・感想・評価

ブランカニエベス(2013年製作の映画)
3.8
スペインの白雪姫!モノクロサイレント!まさかの2010年代の映画だなんて!!!!!
てっきりクラシック映画だと思ってた!攻めてる!すごい!
天才闘牛士アントニオ・ビヤルタはクライマックスで闘牛のトドメ損ない重症
その後身重の妻は出産直後に亡くなり、生まれたばかりの娘カルメンは祖母に預けられる。
重症の父は妻のお産についていた看護婦エンカルナと再婚
だが彼女はアントニオの資産目当てで彼の介護は適当に、他の男を連れ込み豪遊三昧していた。
祖母も亡くなり、父の元に置かれるも髪を切られ父親とは離されこき使われるカルメン…
絶対に上がるなと言われた2階にこっそり上がり、父との再会、束の間の団欒
それも長くは続かない…。
画面の美しさとは打って変わってストーリーの重さ…カルメンが何したっていうのよって位業が深い…
幸福3、不幸7位の割合で色んな事柄が起きては去っていく。
御伽噺の様な奇跡は現実には起きないけど本当によく出来たお話でした。
ヒラリー

ヒラリー