まちなか

悪の法則のまちなかのレビュー・感想・評価

悪の法則(2013年製作の映画)
5.0
#1966『悪の法則』
※再鑑賞

my favorite movie

all time best

大好きな作品です。
ようやく、ここに載せることができます。
何回観たかわからないけど、
初見の感想は、
これはサスペンスではなくホラー。

こんなに恐ろしい世界があるなんて。

ただただ恐ろしく、恐怖です。
人間、やましいことはせず、ただただ真面目に真摯に生きよ。
それが1番賢いことだとこの作品は教えてくれます。

この作品の怖いところは、
悪のトップを描かないこと。
殺しなど意図も容易い と観客に植え付けさせ、
恐ろしさを煽る。
黒幕は決して出てこない。

ブラピのセリフが印象的でした。
『キリストがメキシコに降誕しなかったのは何故だかわかるか?
賢者と処女がいなかったからさ』



コーマックマッカーシーの脚本って、
全てがリアルで深淵。
一言一言に深みがある。
つまらない作品だとスマホいじいじしちゃうんだけど、そんな余裕がないくらい、聞き逃さないように細心の注意を払って観なければいけない作品。
大好きな作家です。


淡々と冷淡に撮ってのける巨匠リドリー・スコットも流石です。

興行的には失敗したみたいだけど、
大好きな作品です。
まちなか

まちなか