悪の法則のしげのレビュー・感想・評価

2回、3回観る度にどんどん面白くなっていく作品って幾つもありますが、まさにこれはその類！1回目の鑑賞時は何が何だかわからないまま、主人公が追い詰められていくことだけはわかるんですが、まさにこの作品のテーマはそこなんだと思います。物語が始まった時点で主人公の末路は決まっていたんだと、、気付いた時にはもう遅い。観返してみると、前半の至るところにその暗示が散りばめられています。ノーカントリーとテーマは似ていると思いますが、こっちのほうが好きだし、怖いです。