ものすごくバイオレンスな方向を想像していたけれど、シアーシャ ローナンの控えめでちょっぴりモタっとした演技を堪能出来たのでもうそれだけで十分です。可愛い〜ぃ ^_^
ファッション雑誌を楽しんだり、素敵なドレスに憧れたりと、同じ屋根の下で暮らす普段は全く普通の女の子のバイオレットとデイジー。彼女たちがどういう理由で殺し屋になったのか説明がないのでわかりませんがプロフェッショナルになりきれていなくて、まるでアルバイト感覚の殺し屋さん達。だからぽかミスの連続、そして想定外の出来事に出くわすたびに狼狽える幼さ。銃の腕前もど素人で何から何まで現実離れしているからまるでファンタジーを観ているかのよう。
ひとつの殺しを終えて、またひとつ大人へと成長していくそういう映画でした。
こういうまったりとした映画は好きです。
