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俺たち喧嘩スケーターのoden8のレビュー・感想・評価

俺たち喧嘩スケーター(2011年製作の映画)
3.9
"やっと居場所を見つけたんだ。『警備』のシャツよりユニホームがいい。"
"名前入りのシャツを子供が着てくれるんだ。"
by "暴君" ダグ

"今、お前を殴らないのは仲間だからだ。"
by ハイランダーズ №69 ダグ

公式グッズの力は偉大なりっ💕

何を勘違いしてたのか…まぁジャケ&邦題のせいやけど、コメディ作品とばかり思ってたら…。ガチスポで。ガチケンカやん。しかも、実話を元にしてんのかぁ〜いっ!?

てか、アイスホッケーのルールどないなっとんね〜ん!?乱闘ありきなのかえ??
お野蛮過ぎるんですけろぉ〜。
主人公のポジション"喧嘩屋"って。ナっンソレっ!!!?
つかぁ…漢臭さ過ぎるぜよぉ。暴力的な人をあまり美化したくはにゃ〜けど。ちょっとシビレてもうたやん…あたい。
いやねっ。喧嘩シーンの迫力がエゲツねぇ〜ってのもあるんやけどさ。それに勝るチームに対する献身性と誇りに、胸がグォ〜っと沸き踊らされるですわん。

時にコンプレックスは、不屈の矛となるのねん。
腕っぷしの強さしかなかった空っぽのダグ。彼に訪れた、命を燃やせる舞台。それがアイスホッケーのリンクだったのよね。血湧き肉踊るとは、正にこのことだよね。
ちょっとお残念さんなダグが、その純粋さをフルに発揮しながらも。チームに貢献しようと奮闘する姿ね。めっちゃ素敵なんよ。素敵って表現するには、不格好で武骨で痛々しいんやけど。その泥臭さ。それが堪らんのですわ。
だって、誰もが誰もスマートに輝けるわけやないやん。それでも、僕にゃ間違いなくダグは輝いて見えたよね。めっちゃ眩しかったぜぇい。

顔面ブロックなんて、恐怖と感動の興奮でサブイボざわわ〜んでしたもの。

恋愛モードのダグもめっちゃチャーミングでしたぞぉ。んだけども…あのギャップはありなのか??

ウルヴァリンのお兄ちゃんは、相変わらず悪い顔してはったけど…激渋クマさんカッコいいなぁ。

俺にあるのは鋼の拳だけだった
だけど
今は このハイランダーズのユニホームがある
だから 俺は絶対に折れない
たとえ 
パックが顔面に飛んでこようが
唾をはきかかけられようが
足首を踏まれようが
俺を輝かせてくれた チームの為に
俺がこの腕で チームが輝かすんだ

"俺たちの中には『光』がある。『E.T.』みたいに。チームに陰りが見えたら、俺たち二人で照らすんだ。栄光の光をな。"
by ダグ

Cast(役者·キャラ) 4
Story(物語) 3.5
Architecture(構成) 4
Picture(画) 4
Acoustic (音) 4
23-418
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