にいにい

セインツ -約束の果て-のにいにいのレビュー・感想・評価

セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)
3.0
1970年代のテキサス。銀行強盗により捕まった夫と残された妻。必ずまた戻ってくることを信じ生きている妻と何も知らない幼い娘、刑務所を脱獄してまで愛する妻の元へ戻ろうとする夫、残された妻の身を案じつつ淡い恋心を抱いた警官、物語は主にこの3人を中心に進む。

大好きなルーニー・マーラ目当てで観た本作だけど正直話には入り込めなかった。光の使い方など映像が幻想的かつあまり多くを語らないので少々難解。こういうことになったそもそもの原因が自分達にあるので同情も出来ず。

ルーニー・マーラは常に影を身に纏う残された妻を上手く演じてたと思う。ボブも可愛いけど髪長くても綺麗なのよね。子役の娘が天使みたいに可愛かったけど全然負けてないんだもん、ぞっこんだわ。あと警官役のベン・フォスターも良かったな。多くを語らないけどその表情や目線、些細な表現が際立ってた。

何となくテレンス・マリックを思い出させるような映像も良かった。ただ映画としてはあまりノレなかった。
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