セインツ -約束の果て-の作品情報・感想・評価・動画配信

「セインツ -約束の果て-」に投稿された感想・評価

‪脚本はシンプル、映像も詩的、キャストも魅力的で映える、100分内で収まりがいい。良作。‬
光がいいって言う人多いけど、自分にはかなり甘ったるく感じた。同じように音楽、編集も。確かに掘っ立て小屋のシーンの光は素晴らしいが、それは掘っ立て小屋のロケハンの妙だと思う。夕陽に対して逆光で撮られたシーンが多いけど、太陽をフレームの中に入れるのは素人の撮った写真みたいで好きじゃない。色も少し黄色すぎてエモすぎる。キース・キャラダインとケイシー・アフレックが会うシーンはいい。
aya

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KINENOTEより/評点: 評価しない /鑑賞日時: 2015年1月30日 /鑑賞方法: WOWOW /鑑賞費: 0 円
りっく

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3.8
70年代アメリカンニューシネマを彷彿とさせる威風堂々とした佇まいと、テレンスマリックを連想させる詩的な映像センス、それでいてベタなクライムものを的確にストーリーテリングできるデヴィッドロウリーの才能が際立つ一作。

序盤から多くを説明しない大胆な省略や飛躍で作品のリズムを刻み、それでいて時が止まってしまった人々の物語を紡ぐ。黄金の野原というかつて共に見た理想郷、そして子供を授かったあの瞬間の感動。そこに還っていくからこそ悲劇的な結末を迎えるが、悲劇となる直前で切り上げる品の良さ含め、時間感覚の鋭さと編集力は目を見張るものがある。
yuka

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3.7
西部劇やフィルムノワールのようなクラシック感漂う作品
そしてそれらにはない新たな(?)エモさもあり‥

住人がいなくなった家や家の中の女を見る男というモチーフは『A GHOST STORY』に通じる

脚本の簡潔さが言い足りなさに感じるか感じないかギリギリのライン
淡い光とルーニー・マーラの相性が抜群。
映像はよかったが、省略しがちなストーリーには入り込めなかった。
NAO

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3.7
ルーニーが大好きで彼女の見てない作品を。
まず尺がいい。ストーリー的にアップタウンが少ないので100分以下で纏めたのは良いと思った!
邦題と原題がちょい意味合い違ってとれそう。

ギルバートグレイプを彷彿とさせる夕陽が美しく、ルーニーの凹凸のある美しい顔が半分だけ陽に照らされるショットが本当に美しい。

シルビーが1週間後あの曲の続きを作れてたらいいな。
そしてこれからはぐっすり眠れるように。
ただ一度だけでもボブはシルビーを抱きしめてあげらたらボブにとって最高だけど、シルビーにはあのほうがよかったのだろう。

彼らの手紙のやり取りが、事件以来一度も合わなくとも、魂の片割れだと、待っていると確信を持ってお互いを愛しているのが素晴らしく、罪悪感から償いとしてではなく、愛しているのが2人から伝わってきて憧れる。
daradara

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3.6
愛と罪、約束の果てに交わされるもの。

デヴィッド・ロウリー監督作品。

フィルムノワールでいて、アメリカンニューシネマを彷彿とさせる。

悲劇でありながら、光の描写に圧倒された。
尺が妥当なので、スッキリ観れます。宿命から逃れられないふたり。無情を感じますが、娘を大事にしょうという想いでしっくりきました。役者の演技もいい。良作と思いました。
継

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3.9
ボブとルースのカップルは, ルースの妊娠を機に犯罪行為から足を洗おうと決意するが,
最後と決めた強盗で警察に包囲されてしまう。
逃げきれないと観念したボブは, 警官のパトリックを銃撃したルースの罪も被り, 投降するが...


後方から夕陽に照らされる2人の姿が印象的。
オレンジに染まる2人は幸福そうだけれど, 斜陽して沈み行く日射しは後の命運を予見するようでもあり...。

1970年代のテキサス.
人工的な遮蔽物のない (もしくは極力それを映さない) 大地に浮き彫りとしたのは, ヒトの罪と業, その営みでしょうか。
デヴィッド・ロウリーはこの4年後に『ア・ゴースト・ストーリー』を撮るんだけれど👻,
他の男との抱擁を目撃するシーンは共通してたり, 物語の骨格には似た所がありました。
弦楽器による劇伴が印象的なのも同じで, 本作はバンジョー(マンドリン?)🪕かな?叙情的な映像には確かに, 当地で聴かれてたであろうブルーグラス(音楽のジャンル)の情感を思わす所が多々ありました。

2人の男と1人の女の, なるようにしかならない物語。
バイオレンスなシーンもあるし後半はスリリングなんですが, ストーリーの運びは極めてシンプルで起伏も少なく, 必ずしも台詞や展開で全てを伝えようとはしていないので, 受け取り方・感じ方は人それぞれ分かれる映画だと思います。

母となる女と, 父になれない男, 己を撃ったと知ってか知らずか女に思いを寄せる男。
個人的には斜陽↑のイメージから太宰治の同名小説と少しダブってしまい, モチロン設定から何から全然違うんだけれど, 三者三様の生きざまが美しい映像から炙(あぶ)り出されるようでした。


ロウリーは, 偉そうで申し訳ないですけど, 成果をひとつひとつ積み重ねている現在進行形な作り手のような気がします。レッドフォードに指名された『さらば愛しきアウトロー』はその成果を観るようでしたし(^^), 撮影予定にある『The Green Knight』のインパクトあるtrailerは(若干の不安を覚えつつ(^o^;))一層のジャンプアップを期待させてくれます。要チェックな監督, です(^^)。
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