このレビューはネタバレを含みます
FILE-01から順に鑑賞。
別世界線としてリスタートした“超”コワすぎシリーズ編の第1作。都市伝説からはじまるところは無印シリーズと同様。
薄暗い過去がなくなった工藤、生い立ち関係なくただ粗暴で最悪なクズになっててウケた。老若男女問わず手をあげる平等さに安心する。女子高生を恫喝するのはヤバすぎるが「うんうん、これが工藤だよなあ」と安心してしまうのヤバすぎる。ただカラオケ中に突然ワラワラ知らない人が何人も入ってきたらブチ切れるのは当然なのにボコられるチンピラ彼氏は普通に被害者で可哀想。
コックリさんって“さん”までがひとつの名詞っぽいのに「コックリでいいよな？！」と言う工藤、にんにくに絶大な信頼を置く工藤(実際にめちゃくちゃ効いた)、「俺がボコボコにしてやるからよ！んっ！」と言う工藤、どんどん工藤が可愛く思えてくるので怖い。自分が。
兄が1年間行方不明になってた市川、無印で工藤が背負っていたような因果かなにかを背負う側になっているのか？
工藤参加型コックリ(さん)、めちゃくちゃの限りを尽くしていてとてもよかった。
ナメてた狐憑きの女子高生がつよつよ。サブタイトルは【恐怖降臨！コックリさん】じゃなくて【恐怖降臨！フジロックの怨み】にしたほうがいい。
新たな呪物を手に入れ(またもやコンビニでもらえるようなビニール袋に入れて保管)、ラストも暴力で締めくくられる。よかったな〜。
