やさしいキョンシー

アナと雪の女王のやさしいキョンシーのネタバレレビュー・内容・結末

アナと雪の女王(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

いまさら…観た…!

新時代のクラシック。

新しいジェンダー観や、愛の形の多様性をはっきりと肯定してるのもとても意義がある。それらを「いわゆる古典的なディズニーらしさ」をメタ的に使い、自らをアップデートして未来に向けたメッセージを提示する姿勢もグッとくる。

展開が早急で非常にテンポが良くジェットコースタームービーになっていてエンタメ性も高い。

ラストのグーパンはディズニー映画史にぜひ残したい痛快で見事な一撃。あのタイプのオッサンはマジ、ワンパンいって良しと思う。性別とか関係なく誰だって自分らしく自由に生きることを選択出来る社会であるべきだし、人を都合良く型に押し込めたり、束縛したり、搾取したがる連中には顔面にグーパン。(そんな暴力的な映画ではない…!でも、闘おうよ、と勇気をもらえる。)

吹替で鑑賞、完成度がとても高く、メッセージに勇気がもらえる、これからも愛されていって欲しい素晴らしい映画。