ダース米田

アナと雪の女王のダース米田のレビュー・感想・評価

アナと雪の女王(2013年製作の映画)
3.4
アレンデール国に生まれた姉妹のエルサとアナ。とても仲の良い二人だったが、エルサは氷を産み出す不思議な力を持っており、ある日その力が不意にアナを襲ってしまう。
事故のトラウマに悩むエルサと両親はアナの記憶を封じ込めて事態を納めることに。しかしその後エルサは自身の強まる力に恐怖し、毎日部屋に閉じ籠ってしまう。
それから10数年が経過し、王位継承の日を迎えたアナとエルサ。記憶を封じられているアナに対し、エルサは上手く接することが出来るのか…

日本で興行収入254億円というミラクルヒットを記録した本作。ここまでの記録はタイタニックや千と千尋の神隠ししか達成していない桁違いの領域であり、近年では100億円越えるのも精一杯なことを踏まえれば如何にミラクルか分かるはず。
とはいえ、作品自体はまあ普通な出来映えに感じました(笑)

本作をミラクルヒットに導いたとされる要因は間違いなく挿入歌の「let it go」でしょう。曲そのものは確かに耳に残るインパクトがあります。

ストーリーとしては、心を閉ざした姉を救うアナの物語で、後半からは妹を救うために立ち向かうエルサ側を視点としており、姉妹の物語としての印象が強いです。
ただ話自体は悪くないものの、これといって優れた部分もない印象でした。
ダース米田

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