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アナと雪の女王のtsuraのレビュー・感想・評価

アナと雪の女王(2013年製作の映画)
3.8
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

という堅い挨拶はここまでにして。

今年最初はテレビで放映されていた本作。

で、いきなりどうでもいい話なのだが。

オラフが可愛く思えなかった当時の自分だが見ている最中から虜になってしまったわたし。

夏を憧れる雪だるまなんて、そんなキャッチーなことがあるだろうか笑

今では寝室に年甲斐も無くぬいぐるみをひとつ飾っている笑(鎮座?しているの方が正しい笑)

まあ脇にそれた話を戻すわけだが、劇場公開時から既に何度目かの鑑賞だけどこの作品は本当によく出来ていると思う。
それはこの作品がミュージカルとしての資質も兼ね備えた体裁になっている部分。

ディズニーは過去よりストーリーと歌を織り交ぜた作品がお馴染みなのだが、だとしても劇団四季よろしくと言わんばかりに私の脳内では既にアナ雪の舞台劇が眼に浮かぶ。

オープニングの氷運ぶところ然り、お姉さんと遊びたい一心を切実に唄う「雪だるまつくろう」(既にここで当時泣いていた)オラフの「あこがれの夏」もだ。(笑けるリリックと映像だが意外と切ない歌)もちろん、ハイライトは「レット・イット・ゴー」だろう。
中盤と終盤(或いは大団円で)にそれぞれ曲を据えれば見事な舞台劇の完成だ。

ディズニーの作品でヒットの法則には、必ずこの手の歌モノと思わず口ずさんでしまう情景豊かなメロディが散りばめられている。

この作品を改めて見ているとそのような「ウラ」が私には垣間見れた。
初めて見たときの感動(劇場で泣いてドン引きされる)はもう味わえないが子供にも見せたくなる安心感も備わっているし、ストーリーも後半部分も良い意味でバタバタしてて単調じゃないので飽きずに観れる。

どうやら、まだまだこの作品にはお世話になりそうだ。
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