八朔

リンカーン/秘密の書の八朔のネタバレレビュー・内容・結末

リンカーン/秘密の書(2012年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

「大統領としての職務をこなしながら夜な夜なヴァンパイアを狩る孤高のハンター」を想像してゼロ知識で見始めたので、想定よりマイルドなストーリーで一旦拍子抜けしてしまった。
軽くあらすじくらいは目を通しておけば良かった。偏った映画の見方をしてしまう種を自分で蒔いてしまって反省。
母親を殺された復讐心からヴァンパイアハンターになったリンカーンだけど、元々正義感があって、目の前で起こる人間の問題(奴隷制)をそのままにしておけず、暴力を手放し言葉による平和のため大統領に。
でも、ヴァンパイアは放っておいてはくれないよね。悪意はどこまでも追ってくる。
戦争にもヴァンパイアが絡んできた事で本格的にヴァンパイアハンターと大統領2つの自分と向き合う覚悟を決めてからのリンカーンは苛烈だった。

話の流れや設定は、ヴァンパイアもの好きや歴史もの好きな人のツボをそっと撫でる程度な印象。ガッツリツボを刺しに来る程印象的ではなかったかな。
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