愛野弾丸

マッキー/Makkhiの愛野弾丸のレビュー・感想・評価

マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)
4.0
相変わらずインターバルの使い方うまい。
インターバルに定評のあるラージャマウリ監督。

長年の片思いが実り始めた矢先、
恋敵の悪徳社長に殺されてしまった主人公。
無念からハエに転生してしまった主人公が、
非力ながら文字通り強大な人間に戦いを挑む…!
という、中身はかなりのコメディ寄りの映画。

壮大なスケールの歴史スペクタクルアクション!
みたいなイメージのラージャマウリ監督だったけど、
こんな現代劇のコメディ映画も撮るんだねぇ。
監督の意外さと、監督らしさが共存するおもしろさ。
それでも終盤はきっちり熱くしてくれるあたりさすが。
ハエと対峙する恋敵の社長役も絶妙な反応が秀逸。

音楽もマッキーのテーマがノリノリでいいな
クレジットではM・M・クリームの名義になってるけど、
M・M・キーラヴァーニ(監督の従兄弟)の貢献度高い。
ラージャマウリ監督にキーラヴァーニ音楽が鉄板すぎる。
外すことのできない相性の名コンビではなかろうか。
鬼に金棒って感じ。

やっぱラージャマウリ監督最高だわ…。
愛野弾丸

愛野弾丸