桜庭信一

事件の桜庭信一のレビュー・感想・評価

事件(1978年製作の映画)
3.6
多分、小説だと面白いと思うが、日本の法廷シーンは動きがなく、ただの会話劇になるのが残念。
渡瀬恒彦の存在感があり過ぎるが、印象派強い。佐分利信がこの映画のキーマンになってストーリーが進んでいる。
脚本家新藤兼人のなせる業じゃないかな。砂の器と見比べてはダメ。あの映画だけは別格。
大竹しのぶは若いが芝居はさすがだ。
2023/10./15 70本目
桜庭信一

桜庭信一