王道を行く、ニコラススパークス×ラッセハルストレム。
しつこいようですが、どちらも10代の頃大好きだった小説家に監督なのだけれど、大人になってからはどうも受け入れられず…(ハルストレムは好きではありますが)
が、20年くらい前から変わらないスパークスワールドなのに、本作はわりと好きでした。
発覚する意外な真実、の後にもう一つ真実が用意されていて。
元々「そんな予感はしていたけどさ、ありえない設定すぎる！」と引いちゃっている自分が居たところ、さらにもうファンタジーの世界なので、感動は残念ながらなかったのだけど、驚いたことは驚いた。思い返せば気づけたかもしれないけど。
10代の自分が見たら、ちゃんと純粋に感動して、泣いていたんだろうなぁ。
変わらない作風のストーリーを世に送り出し続けられるスパークスがすごい、というのもあるけれど、主演の二人がよく出来た高スペック美男美女だったため、ありえないスピードで恋に落ちていくのもまぁ分かるし、「こんな美女がそんな格好でウロウロしてたら街中みんな惚れるがな」と思いつつ、見とれててしまうので観る価値あり。デアメルの方はどうしてもトランスフォーマーのあの人、という印象が強いけれど。
純粋さに自信のある人にはオススメします。
ただ、大人の男性がスパークスが好きだと言ったら、ちょっと、いや結構、引きますので要注意。
