最初の雰囲気から、自分の知ってるゾンビ映画じゃないな、と引き込まれっぱなしの85分でした。
そういう切り口からゾンビを描くんだと、ずっと驚きと感動で。
ゾンビ映画って、パニック系のB級。みたいなイメージが強いけど、極限状態での人間の欲とか、暗い部分も観どころだったな。っていうのも思い出した。
最後の方の、人がゾンビに、ゾンビが人に見えるところをはじめ、特に奥さん目線と、ゾンビちゃん目線で見るので、ラストシーンも、ハッピーエンドかバッドエンドかが変わってくる。っていうところも好きだった。
丁寧なセット、光の使い方、カメラワークで、白黒なのに、色彩があって。
からの、そこでカラーにするんだ😳みたいなサプライズもあって。個人的には、ゾンビちゃん、奥さんじゃなくて、あそこだけ子どもちゃんの目線だったのかな…とも思ったり。
不思議な感覚に包まれる、でも、決して不快じゃなくって、むしろ心地いい。
また観たい、好きな映画でした。