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るろうに剣心 京都大火編のまっとのレビュー・感想・評価

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)
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再上映様のおかげで大スクリーンで観られました😁 こんな興奮しっぱなしの映画もなかなかないです🥰

もう「実写キャストのハマりかたに興奮するオタク」目線のことだけ書きますね

私は江口洋介の斎藤さんが好きで好きで仕方ないんです……
妖怪シリーズの関口くん(椎名桔平)と同じで冷静にこの斎藤さんは私が見知ってる斎藤さんと違う気がするんですが、確かに斎藤さんなんです 私の愛した悪即斬の男で明治を生きる剣士でサンキューセクシーの斎藤さんなんです
京都大火編では彼がずっとなんか濡れてる(血的な汗的なもので)のでうれしいです☺️ ただでさえはらりはらりの前髪がツヤリツヤリしててサンキューセクシー
しかも今回隊服じゃない着流し(?)姿も見られます そのお座敷にそのお姿でお座りになっているのはビジュアルの暴力がえぐすぎない?
ただ本作だと牙突不発なのがちょっと悲しいですね でも冷静に牙突って牙突自体より構えのシーンが一番の盛り上がりだよなって思って ならばこれでよいのか?

基本ビジュアルの暴力な本シリーズ 中でも観客を殺す気で来たのはどう考えても神木隆之介の瀬田宗次郎くんです 瀬田宗次郎を演じることが前世から決まってたのか?てくらいハマってます 馬車の中での暗殺シーンのおっかなさあどけなさ、完璧です
宗次郎くんといえば笑顔 哀しき空っぽの笑顔 それも見事に「愛想がいいのに不気味」に演じている
志々雄さんとの直接対決はほぼない今作で志々雄さんの強さを演出するのは宗次郎くんなんですよね 控えの小童が逆刃刀を折って去っていく 志々雄真の腹心は強い 十本刀は正直原作でも「志々雄さん人選もうちょっとちゃんとしようよ〜!」て感じですが 宗次郎本人が言ってたように宗次郎一人で十人分がんばるからいいのだ

京都大火編まさかの伏兵は三浦涼介が演じる張ですよね お前三浦涼介の顔をしているのかい!?!? そして三浦涼介は何でそんなに片目を眇める表情が上手いんだい!?!?
見た目がアバンギャルドすぎる張を力いっぱいこの世に存在させた三浦涼介、マジで日本の実写業界になくてはならない俳優です この仕上がりの男がふつうに軒先に来て赤ちゃんあやし始めるの怖いよね
張はさ〜…戦闘BGMも格好よくてさ〜…良いバトルパートだった本当……
最終章のビジュアルがもう張を演じる三浦涼介から三浦涼介になっていた気がしたけど一瞬しか見ていないので分かりません

ここまで引くほどの長さで喋り倒してきたのですが私の最推しは実は蒼紫様なんです😌
実写版では特に「何しに来たねん」「今それどころじゃないやろがい」と言われがちな蒼紫様ですが私に言わせりゃ笑止千万です 蒼紫様にとってはいつだって今です 今がそれどころです 蒼紫様も時代の亡霊であり蘇りし死人です 剣心を殺るか剣心に斬られるかしないと……駄目なんだ……!
美しき狂気としか言えない爛々とぎらつく目、怨念と執念がこもっているのに流麗な攻撃、これが私の愛した亡霊です この蒼紫様を演じてくれた伊勢谷友介には感謝しかない からこそ本当に悔しい 某海外俳優のファンの言葉の通り才能に対する裏切りだこれは…………
これは私が蒼紫様推しなこともありますが真面目にるろ剣実写シリーズの中でもこの蒼紫様VS翁のバトルが一番好き🥰 ずっと二人の二の腕を見ていた ムキムキで格好良い

そもそもの緋村剣心と志々雄真とか トマトを食す左之助とか 袖が可愛い比古清十郎とか いろいろ喋り倒したい部分はたくさんあるのですが また改めて伝説の最期編を観たら書こうと思います 本当に楽しい映画だるろうに剣心……
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