Ya映画鑑賞

るろうに剣心 京都大火編のYa映画鑑賞のネタバレレビュー・内容・結末

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

スクリーンでの鑑賞は初めて。21世紀アクション映画の金字塔になるのではないか。

以下、原作ファンとしての言葉

改めてすげえ…!!ここまで実写化に成功した漫画あるか?

まずキャスティングが神。特に宗次郎と志々雄真実。三次元に存在したんや…となった。
志々雄真実なんて、現実におるわけないビジュアルと過去の持ち主やのに、藤原竜也がもう志々雄でしかなくて、実在するんだという説得力がすごかった。
あとこれは少し失礼なんやけど、藤原竜也の声って元からちょっと全身火傷したみたいな声だから丁度いいなとか笑(誤解のないように…私は藤原竜也の声大好きです!)


ストーリーは、蒼紫のくだりは必要ないという声も偶に聞くが、京都編には葵屋が不可欠で、つまり操と翁が不可欠で、そこまでいくと逆に蒼紫カットの方が不自然になる。私はカットしちゃダメだと思う。

お気に入りのシーンは、宗次郎が馬追いかける所と、新月村での剣心vs宗次郎のシーン。特に後者は舌を巻いたし、京都編二作を総合して最も興奮した場面。

初見の時は、あれ煉獄無事出港しとるやん、とか違和感だらけでちょっと不満だったが、見ていくうちにこれはこれで大いに成立すると思い始めた。私は志々雄一派にどうしても肩入れしてしまうので、煉獄沈まんくて嬉しいまである笑 なんせ志々雄一派全財産の5分の3が煉獄につぎ込まれているので笑

総じて…
キャスティングが神、の一言に限る。
演技○、アクション○、ビジュアル原作度○、の三拍子揃った役者がよくもまあこれだけ集まったなあという感じ。
志々雄役の藤原竜也に関しては顔の露出ほぼ無いけど、「そこにいるだけで威圧感が凄い」というのがまさに志々雄の権化。他人が志々雄を演じているという事実を忘れそうになる。

あー原作ファンと語り合いたい。

2021.14本目
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