「 ‶お助け棒” の出番だ」
野蛮なロック族に集落を襲われ、多くの仲間が攫われてしまったツリー族。難を逃れたタクテクも、愛する妻を連れ去られてしまう。彼はは、二人の子供と共に妻の救出に向かう。その道中で人間族の猛者たちが旅の仲間に加わり、いざロック族の国へ。
『ロード・オブ・ザ・リング』のパクリと言っちゃうと本家に失礼なほど、とんでもなくショボい冒険ファンタジーもの。
まず驚いたのが、てっきり架空の世界の話かと思ったのに、舞台は何と一万二千年前のインドネシア!! 昔のインドネシアにはドラゴンや巨大蜘蛛がわんさかいたんだ、知らなかったよ。
で、とにかく出演者たちの演技が酷い。全員棒演技。特にロック族が放送事故級にヤバく、何となくウーウー唸ってるだけの奴ばかりで、中にはチラチラとカメラを気にしてる奴とかがいたりして、恥ずかしいならやめろよと言いたくなる。観てるこっちが恥ずかしいわ。
唯一よかったのは、女戦士のレイランがそこそこ見た目がかっこよかった点かな。
まあとにかく、この酷さをすべてコメディとして楽しめればこっちの勝ち。下手なお笑い番組よりも数倍笑えるはず。
因みにジャケットの真ん中にいるフードをかぶった人は出てきません。