そもそも何百年も同じ人とついこの間結婚したかのような関係を続けるなんて、憧れない....というロマンチストでは全くない私と致しましては、本物、一流、ピュアと呼ぶことができる音楽やら文学は俺たちだけが知っているんだぜ～愚民どもよ...という選民思想の臭いも、そのPVのような音と映像と共にあ～そうかもしれませんね～監督！と思いながら観てたんですよ。でもそんな風に気取っていても生き延びる為には何百年も前と同じように獣になるしかないわけでしたという物語はやはりヴァンパイアを通して人間の営みとは何ぞや？と問いかける類のものでございました。
すっかり荒廃したデトロイトに住むヴァンパイアって発想はとても好きです。妹はミアちゃんではなく、エマ・ストーンだった私の中では。
