この映画、あんまり向いてなかったみたい。オシャレな雰囲気は存分に感じたけど。合わなかったね。
ティルダ様は変わらずめちゃ麗しいし、トムヒの上半身丸出しシーン多すぎて「おお……細い……」って思いつつ儚さと男前さを存分に味わった。けど2人とも髪の毛ごわつきすぎじゃない？ヴァンパイアで何世紀も生きてるからこそ流行も気にしないし、髪もゴワゴワで手ぐしすら通らなさそうだし、オシャレに頓着ないのかな、と思いきや2人とも服装はまあまあオシャレするよね。光避けなのわかるし人の目を気にしてなのも分かるんだけどグラサンかけすぎよね。いろいろ似合ってるから万事オッケーなんだけどね。
トムヒの膝に座るティルダ様が小柄な体をすり寄せて甘えてるのが可愛くてたまらん映画だった。あと、トムヒの怪しすぎる医者コスプレがすごく微妙で笑えた。
あとこういう映画に必ずでてくる妹のキャラ立ちほんとやだ。血縁であろうと何であろうと迷惑かけそうならしのごの言わず追い出しちゃえよ、って思っちゃうあたり一人っ子気質が出てもうてるな、って自分で思います。
よくあるヴァンパイア演出多めだけど、ベタすぎるのが逆に良かった。小さなグラスで血を嗜む2人はお上品だけど、口の端を赤く汚したままトランス状態に入っちゃうシーンが超かわいい。
ダーリンの元に行くために荷造りするシーンのティルダ様だけど、「え、その荷物いる？？」ってもの詰め込むとこもかわいい。芸術を愛し、文学を愛する2人がかわいい。ストーリー云々よりも、キャラ萌えが感じられる一本でした。
