この不思議な感覚はなんだろう。
大体自分は映画を観てもすぐにレビューしないのだけど、したくなる。
この不思議な感覚に襲われるのは、冒頭から。あの怪しく、妖美的とも言える映像と音楽にまず目を奪われる。うわなんだこれ〜といった具合笑
スローモーションにしたり、血を飲むシーンで有ったり、観ているこちらもフンワリとしてしまう映像作り。
そしてこのヴァンパイアたち、とてもお洒落なんだ。数々の芸術の裏には彼らがいたという感じになってる。
まるでこの映画、ジム・ジャームッシュの好きな音楽、芸術をひたすら見せつけられてるそんな印象も受けた。リュミエール航空だったり、カリガリ博士などというちょっとした言葉で映画愛もチラつかせてるのが、なんともいい。
ジム・ジャームッシュの場所選びのこだわりも素晴らしい。こんな場所どこにあんだと言いたいほど、お洒落な場所で撮影されてる。青白い光なんかがこの映画での心地よさを助長させてる。ラストのカップルの背景にある月の看板が好き。そっからのラストも好き。excuse me ガブリ
ただこの映画長い。この内容の2時間は長く感じた。じゃあどこがいらないシーンなんだと聞かれたら思いつきはしないけど、長いとも感じれた。男と女が会うまでが長いのかね。分からないけど。
あとミア・ワシコウスカやっぱり良いね