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青天の霹靂のqkilogramのレビュー・感想・評価

青天の霹靂(2013年製作の映画)
2.5
内容はベタなタイムスリップストーリー。
それにしても芸人として活動しながら俳優や映画監督としても活動できる劇団ひとりの演技、演出はやはりすごい能力だなあと感じた
最後のオチは、タイムスリップした先で一度見てる父親らしさが現実でも変わらずあり、若い頃と同じように警察を騙していたというかぶせ。最終的には母親の死についても真実を話す気だったというエンディングもほっこりするものだった。
ラストではベタだがまたタイムスリップした先に戻り、ありがとうと伝えるシーン。父親の過去、自分への思いなど実際目で観たからこそ言えたいろんな意味が込められたありがとうだったと思う
紙で作った薔薇に対して、
「自分なりに精一杯咲こうとしていて、私は好き」という母親のセリフ。
実際に咲く花でなくても、精一杯咲こうとした花が愛されたことで、
実際理想が現実にはならなくても、そんな生き方だって素敵だというメッセージが込められていて、なんとも素敵だった
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