ぎょうざ

スーサイド・ショップのぎょうざのレビュー・感想・評価

スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)
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限界を迎えた鬱状態の精神描写がすごい。
「死にたいと願っていても(罪悪感が大きすぎるせいで)悲しくてできない」というミシマの言葉が本当に胸に刺さる。
辛いことがあって死にたくなっても仕事があるから、罪悪感が拭えないから、生き続けなくてはいけないという現代社会の考え方、禁止すればするほど焦がれてしまう死への衝動。
しかし、悲しみに沈んでしまっては生まれてきた意味を考えられなくなる。
どうにかしなくては。
という社会風刺がびしびし伝わってくる。
街並みとか人の感じとかが、これって日本が舞台?
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