やりたいことや伝えたいことっていうフレーバーはすごい伝わる。
ただそれにしては粗雑な部分が多いんじゃないかな..という印象。
死を望む人生観から愛に芽生える人生観へと変化するにつれて色が増えていくなど、色彩的美しさ、芸術性は高い。そこはさすがフランスと言えるのかもしれない。
死を求める人間、死の手助けをする人間を否とし、アランのような人間を是とするにはアランがそれは流石にキチガイなんじゃねえか?と思えるような行動がどうしても多かった。陽気なことはいいことだけどそれとこれとは話違うよ?って感じてしまう点が多いんだな。多分。