「セカイ系」というのは"主人公とヒロインまたは主人公周辺の人物との関係性が世界の危機に直結する"ようなアニメや漫画のことをいいますが、それを踏まえるとこの映画はまさしくおっさんによるおっさんのための「セカイ系」映画なんではないかと。自分たち以外全員が人間ではなくなってしまったセカイでひたすら飲んで酔っ払って戦って文字通りワールズ・エンドに向かうドタバタSFセカイ系おっさんコメディ。
主人公がすべてを打ち明けた後の終盤の地下の部屋のシーンはまるでエヴァの最終回、なのに主人公は酔っ払ってるという残念さ。
HOT FUZZの方が人気みたいですが僕はこちらのほうがグッときました。
もう青春時代に戻れない年齢になってしまった人全員に観て欲しい。
