最初に家族という繋がりを描き出し、主人公への襲撃を以て同じ事態に見舞われる様を魅せた後に生き別れさせることで、最前線で現象の対策に当たる人間たちと、現象に見舞われ逃げ惑うしかない者たちとが、同じ世界に在るモノだと意識づけている。
またこの両者の乖離を以て、同じ世界にありながら、同じ人間でありながら、その立場の違いにおいて生じてしまう目的及び優先順位の差異を浮き彫りにすることで、諸々の襲撃犯の動機の裏付けになっており、また人類という存在への再アプローチをも促すことに機能しているので、中々に見応えのあるものとなっていた。
まぁでもガンマ線バーストなんて来たら、対策どころか観測すらできずにアボンだろうけどね~。
「インデペンデンス・デイ」(1996)...「ザ・コア」(2003)...「オデッセイ」(2015)...「ファイナル・フェーズ 破壊」(2018)...