自分も雑誌を作っていることもあり、最後の最後にはもう、グッと胸をつかまれました。いま思い出しただけでも目が潤みます。自分たちの仕事への誇り。表紙への思い入れ。華やかさの裏の地味な作業。たった一つのフレーズに込めた人生。素晴らしい映画と出会いました。
そして映像の美しさに圧倒されます。捜し続けていたカメラマン、ショーンの言葉。私も似たような感覚を覚えることがあります。彼がそれを言葉にしてくれました。
監督、俳優、カメラマン、編集…… この映画に関わったすべての人と、いまこの瞬間にも横たわる大自然に感謝します。
