世界を見よう。
写真雑誌「LIFE」を発刊するライフ社の編集部でネガフィルム管理をしているウォルトは、妄想が趣味の冴えない男だ。
ある日ライフ社が買収され、事業再編に伴い「LIFE」は次号で廃刊することになる。
雑誌を代表する写真家ショーンは、LIFE最終号の表紙用のネガフィルムをウォルトに送るが、「LIFE最終号の表紙を飾るに相応しい傑作だ」とする肝心の25番ネガが入っていなかった。
ウォルトは、25番ネガの在り処をショーンから聞くため、彼がいるとされるグリーンランドへ行くことを決意する。
世界各地の風景と、ライフ社の標語がこの作品のすべてを語っている。
世界を実際に見て、感じることこそが、人生の目的なのかもしれない。