オリジナル『虹を掴む男』は未観賞。
ベン・スティラーの冴えない男感が流石だった。
写真家の居場所と彼の撮った25番ネガを探す旅。
ウォルターの旅がまさに会社のキャッチコピーを体現していた。
実際に体験することや自分の目で見てその瞬間を感じることは、写真を見たり本を読んで学んだり妄想したりするよりも人生にとってはるかに意味のあることだと思わされる。どこでも反射的にカメラを構えるのはある意味勿体ないことだ。
そういえば、『グッド・ウィル・ハンティング』のロビン・ウィリアムズもマット・デイモンにそんなことを説いていた。
旅行したくなる。自分はあそこに行ってこんな凄い体験をしたことがあるよと友達に伝えたくなる。そんなロードムービー。
