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渇き。のkuのレビュー・感想・評価

渇き。(2013年製作の映画)
3.4
今作は、サスペンス映画です。

内容は、品行方正だった娘・加奈子が部屋に何もかもを残したまま姿を消したと元妻から聞かされ、その行方を追い掛けることにした元刑事で父親の藤島昭和。自身の性格や言動で家族をバラバラにした彼は、そうした過去には目もくれずに自分が思い描く家族像を取り戻そうと躍起になって娘の足取りを調べていく。交友関係や行動を丹念にたどるに従って浮き上がる、加奈子の知られざる素顔に驚きを覚える藤島。やがて、ある手掛かりをつかむが、それと同時に思わぬ事件に直面することになる......というもの。

この作品を一言で表すならまさに狂気。出てくるキャラが全員おかしくて、誰一人として共感できませんでした。まあ、そこが今作の面白い部分であり、最大の特徴だと思いますが😓

時系列が行ったり来たりするので分かりにくい所もありますが、ストーリーとしては割とシンプルでした。理由はどうであれ加奈子の行動力には驚きでしたね。ただの女子高生がこんなことまでするのかと思いました。周りを落としていくのもちょっと怖かったです😅

徐々に判明していく加奈子の本性。元刑事である父親は行方不明になった加奈子を見つけることができるのか。また、加奈子はどういう人物なのか。気になる方はぜひ🤗
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