このレビューはネタバレを含みます
最近こう言う作品を見ている事を知った母が、ねじ式みた?ときくので見てみた。
開始数秒で母から勧められた事を後悔し、この作品に出会えことに感謝する事になる。
浅野忠信がただただよかった。無性にカツ丼が食いたくなった。
どうしたって鬱々としていて、そんな自分に正しくも争うように、何かを埋めるように行動するも虚しく、その行為は穴を広げることしかせず。
そうだよな。生きるのって難しいよな。
なんだか私には、
鬱々とした自分、それを変えたい自分、だから行動する自分。けれども変わらない現在と未来。そう見えて悲しくなった。動けば動くほど、もがけばもがくほど、どんどん元には戻れなくなっていく。
もはやエロなどと貧相な言葉でこの作品をまとめるのはナンセンスに思えてきた。
と言うわけで、ねじ式の本編を買ったので。また何か追加で思うことがあればそこで。