浅野公喜

ブロブ/宇宙からの不明物体の浅野公喜のレビュー・感想・評価

3.5
地下水道が登場する80年代後半に作られたパニック物という事で、ほぼ同時期に作られた「スラッグス」と雰囲気が重なる作品(こちらの方がお金かけてる感じはします)。
合成は少し時代を感じるものの、CGに余り頼ってないからか今観ても迫力はかなり感じました。生き残る人間が微妙にずらして有るのも特徴で、老若男女が容赦なく犠牲になり「食われた」後の姿は気色悪いです(笑)。

「ショーシャンクの空に」の監督・脚本を担当したフランク・タラボンが脚本というのも驚きですが、キャストもマット・ディロンの弟、「ソウ」シリーズの常連ヒロイン、「ロボコップ」で顔が溶けた人と地味に豪華。

エンディングがハードロック(結構良い曲)なのも「らしい」ですが、ハリウッド映画なのにスウェーデンのグループ、Alienが担当していて曲が収録されたアルバムは結構ハードロックファンからは評価高いです。
浅野公喜

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