ネット社会の功罪を考えるには適した作品。
〜評価〜
身体感覚：0.5
頭を使いながら観ていた。没入感はなし。
新規性・挑戦性：0.6
現代社会の問題を暴こうという作品は少なくないが、現実味と虚構性のバランスをうまくとれた作品は少ない。その点この作品は評価に値するが、特筆した点がないのも事実である。
自然さ：0.8
リアリティのある脚本。現代社会の歪みをしっかりと捉えつつ、その裏にある人間の非合理な心理もうまく描いていると思う。一貫した重いトーンも適度だが、随所に過剰な演出がみられた。
必然性：0.1
社会問題への問いかけであれば５分のショートムービーでできる。折角のドラマ性を活かしきれていたのか疑問。
残響：0.5
考えさせられるポイントはある。
