映画男

愛の新世界の映画男のレビュー・感想・評価

愛の新世界(1994年製作の映画)
4.8
素晴らしい。エキゾチックで迫力があり、かなり面白い作品だった。

SM女王が主人公だから、いわゆるヤラシイ映画なんだなと思われるかもしれないが、そんなことはない! この映画は タイトルどおり「愛によって繋がる新しい世界」を物語る人間讃歌に溢れた作品です。

女2人が夜明けの海を目指して車を走らせて、裸になって海に飛び込むところは「テルマ&ルイーズ」のラストを思い出した。なんといえばいいのか、エモーショナルでグッとくるシーンでした。

素晴らしい役者が集っていたが、なかでも萩原流行がヤクザとドM野郎を演じ分けて良い味を出していた。他界していたとは知らなかった。はなはだ残念です。
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