さとみつ

ラストエンペラーのさとみつのレビュー・感想・評価

ラストエンペラー(1987年製作の映画)
3.8
中国最後の皇帝愛新覚羅 溥儀の半生を描いたドラマ映画。映画は、1950年、中国満州で戦争犯罪人として汽車で送られている所から始まる。彼は三歳にして清国最後の皇帝だった溥儀だ。戦犯として取り調べを受けている場面と昔の回想シーンが交互に出てくる形で進む。
幼くして即位した溥儀だが、辛亥革命などの政変で皇帝の座を終われる。やがて日中戦争や満洲国独立などの中で皇帝に返り咲くが、人民共和国が誕生し、戦犯となる。
映画は溥儀の身の回りのシーンを中心に進行するため歴史の知識を持っていないとどういう場面なのか、わからないかもしれない。でも、強大な清国皇帝の生活が覗けるのは興味深かった。
坂本龍一さんが音楽担当していることでも有名な映画。
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