このレビューはネタバレを含みます
一回でも絶望とか苦悩を味わった人がクリープハイプを好きになるんだろうなあ、と。
家族に嘘をついて夜の商売に捧げ心が荒む女、会社でこき使われてライブに遅れアンコールしか聴けない女、普通であることに拒否反応を示すもただ気持ち悪いだけのオタクな男、言葉が話せない女に永遠に囚われ続ける男。
池松壮亮はクズと狂った役がよく似合う。あと、一瞬成田凌に見えるシーンがあって驚き。
クリープハイプはやっぱり切っても切れない腐れ縁のような大切なバンドであることが分かりました。そりゃあ陰キャ病み属性が集まりますわ(250%良い意味で)