このレビューはネタバレを含みます
スコセッシ節、好きですか?私は割と苦手な方です。でもなんだかんだ言って観てしまう監督です。今回もあ~スコセッシ調子だな~(平たく言うとしつこい)と思いながら観てました。
ディカプのバカみたいに大仰な演技はヤク中患者という役どころであるから当然で、しかもこの人は若い時からヤク中患者の芝居がお上手ですよね。そしてしつこく繰り返されるロックスターのような生活を見ながら、これはどこに着地させるんだろうと思っておりましたら、あ~嫌なとこ突いてきた...という終わり方でしたね。
地下鉄に乗って周りを見るFBI捜査官、阿呆面してジョーダン扮するディカプーのセミナーに座る貧乏人達(これは映画観てる観客でもある)、ここで終わるんだもんね~。
後にジョーダン=ディカプが真似するマコノヒー演じるマークがさすがでしたわね。あの修羅場くぐって来た感ね。ゴリラみたいな妙な雄たけび最高でしたw