じょうパン

ウルフ・オブ・ウォールストリートのじょうパンのレビュー・感想・評価

3.8
悪くは無かったけど、内容が破天荒な部分もあったりして3時間なので少し集中できませんでした。

◻️脚本
学歴なしコネなしの24歳のバルフォートレバーがウォール街の歴史ある証券会社に入社して、電話の取り次ぎ役としてスタートして自分の会社を立ち上げ成功するが堕ちていくという物語でした。
最初ランチに誘ってくれたマークや元奥さんがいなかったらここまで成功してなかかっただろうなと思いました。
また再婚したナオミは最初自分から誘惑しといて離婚してほしいは確かにジョーダンの家族に対しての行いは駄目でしたが、ナオミもナオミだったのでどちらにも同情できませんでした。ただやっぱり人間は大金を持っていてたり稼ぐようになると荒くなってしまったり性格などが変わってしまいうのかなと思い、少し怖さのようなものを感じました。でもこれがリアルなんだろうなと思いました。
でもよく薬物入れて仕事できるなとは思いましたww

◻️演技&美術
ディカプリオの演技は言うまでもなく狂っててよかったです。また衣装も最初働いてる時はタボっとしたスーツでしたが、社長や出世していくとオーダーメイドのスーツだと思いますが、体にハマっていて衣装だけでもキャラクターの変化を観れて良かったです。
ディカプリオの演技を観る限り、ホラー映画のシャイニングのような役が絶対合うと思うのでいつかはやってみてほしいなと思いました。

◻️まとめ
これが実話だと言うのも凄いし、社会の汚さみたいなものを知れました。おそらくぶっ飛んでる人生の瞬間が多かったので3時間にはなったと思いますが、2時間半くらいがちょうど良かったのかなとは感じました。
マーティン・スコセッシ監督の作品は最後の最後まで作品を描きたいんだなと今回の作品を観て強く感じました。
観て損はしませんが、私はちょっと疲れたというかそんな感じになったので人によっては合わない映画だなと感じました。編集とかの影響もあってなんか映画っぽくないなとも感じました。

2024年 10本目
じょうパン

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