人の頂点への成り上がりと転落を、美しくカッコよく描いてるんじゃない。たぶん当事者が自分の人生を振り返る時って、気付けばそうなってた、ってなるよね。その気づけばおきてる現実とありのままな感じが、逆に私たち見る側にもありえる話に思えるような興奮と恐怖心を煽ってきた。
ウォール街の混沌をこんな淡々とした興奮で伝えてくるのは絶対難しい！！
でもありえない。あの発想はそんな誰もができる話じゃない。いや、興奮した。人が尊敬し付いていくぶっ飛んだ天才は、本当に超絶的な馬鹿な部分も持たないと人間として保たないんだ。
で、最後に冷静な話。
営業してる人間としてはあの話上手は見習いこそすれ恐れでしかないな。
