ハマるハマらない、好みが大きく分かれる映画だなと感じた。
とにかく挑戦的かつ刺激的なシーンだらけで、この映画からそういったシーンを取り除くのなら、もはや何も残らない。
R15でもキャパオーバーなんじゃないか?
とまあ、終始そんなハイテンションで進んでいくわけなのだが、主人公ジョーダンベルフォードの生きざまは、彼をどこか魅力的でまるで別世界の人間のように感じさせ、同時に私たちに夢を見させてくれるようなもの。
憧れではないけれど、非常に興味深い人生が描かれている。
だからこそ、ベルフォード=根っからの悪 という等式にはたどり着かない。ここがこの映画の最も好きなところ。
下品だけど、愉快なエンターテインメント作品。