銀の匙 Silver Spoonのゆのレビュー・感想・評価

食のありがたみを強く感じた作品。中島健人目当てであまり期待せず見たけれど、主演が中島健人だということを忘れてストーリーに入り込んでいた。酪農の過酷さ、屠殺の瞬間、普段当たり前においしく食べている肉がどのように私たちの手元に届いているのか、意識して感謝して日々の食卓を囲みたいと思った。
中島健人が普段のキラキラ王子様オーラを完全に消していたのは凄いと思った。
中村獅童の"生きるための逃げはアリだろ"という言葉が印象的だった。