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アメリカン・ハッスルのBlouOutのレビュー・感想・評価

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)
3.7
タイトルがカッコ悪くて
スルーしていましたが、
ハッスルって、ゴリ押しするとか、
詐欺の意味なんだって知って、
印象変わったので観ました。

でも、だとしたら、
アメリカのゴリ押し というタイトルで
アメリカの外交姿勢を言っているようで
それはそれで笑っちゃいますが。

実話なので、
出来過ぎの離れ技的コンゲームでは無く、
逆に、ずさんで、その場しのぎで、
そんな事ある?という感じが、生々しくて、面白い!

ジェニファーローレンスが
病的な我慢できない体質(名演技)で、
ロバートデニーロ演じる暗黒街のボスに
バレてしまって、こりゃ、みんな、秒で始末されるな
と思ったのですが、殺されない。チャンスをくれるんだ。へー。
最近、マフィアというと、ボーダーラインとか、悪の法則とか、ほんとに血も涙もなくて、すぐ殺すので(2つともメキシコマフィアか)そこが意外で、逆にリアリティ。

ダークナイト、マネーショート、バイス、フォードvsフェラーリ等々、大好きなクリスチャンベールが、、、
いきなり、ブヨブヨのお腹の衝撃!
しかも、ヅラ!役者だな〜

この監督さんの映画って、役者さんが、
アカデミー賞ノミネートされるのが、
とっても多いそうで、役者さんの持ち味を上手く活かす監督さんなんだね。
他のも観ようと思いました。

しかし、ジェニファーローレンス凄い!
見始めて、、なんだ、このキャラ!
ウザいなー、即、退場だな、、ちょい役だろうけど。。と思ったら、、
全編、そのウザさのまま、大イバリで、物語のど真ん中をノッシノッシとシャシャリ出続ける勇姿に、完全に脱帽!
継続はチカラだなー、と、感心してしまった。この時、23歳!?嘘でしよ!(笑)
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