コデブ

アメリカン・ハッスルのコデブのレビュー・感想・評価

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)
4.5
仕事帰りの映画なんて、下手すりゃ爆睡の危険性もはらんでいましたが、ミーハーな映画好きとしたらアカデミー賞も近づいてきたしチェックしなきゃと早速公開初日に観ました。初日1,000円はお得すぎると後でわかるんだけど。

ほとんど予備知識なしで観たけど、オープニングから完全に引き込まれた。この強烈な風貌のキャラクターは何なんだ!?まさか、あのクリスチャン・ベイルだなんて夢にも思わなかった。

とにかく出演者が魅力的すぎるっ!同じデビッド・O・ラッセル監督作の「ザ・ファイター」、「世界にひとつのプレイブック」のキャストに、今回ジェレミー・レナーが加わるなんて!個人的に好きなデ・ニーロも凄く印象的な役で、もうこの映画は最強。

お話自体も面白いし、深い。「人は誰しも自分を偽って生きている」、そして「誰もが”本物”になることを望んでいる」そんなことを考えながら余韻に浸ってました。素の自分で居られる時間、場所を大切にしたいと感じました。

劇中に効果的に使われてるらしい、70年代の音楽に疎かったぶん、少しだけマイナスも、ほんと好きな映画でした。
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