mari

ジャッジ!のmariのレビュー・感想・評価

ジャッジ!(2013年製作の映画)
4.3
人はみんなきっと、本来は馬鹿で純粋で正直で
かわいい生き物。

それを感じさせない術を
嫌でも身につけないと生きていけない世の中だから、
そのままでいる人に
嫉妬したり上手く使おうなんて考えたり、惹かれたりもする。

序盤ですぐに感じ取る馬鹿馬鹿しさで
脳内空っぽに、ただ疾走感を楽しんで、
後半には巧みなご都合主義的な多幸感たっぷりで、
何でかもわからないままに
笑顔のまま泣いてしまった。

夢と優しさと正直を貫く人って本当に強い。
周りを無意識に巻き込むかわいさと強さがあって本当に尊敬。
優しい世界最高。

損得でしか動けない馬鹿野郎は、
最低ですね、お疲れ様でした、
どうでもいいけど
ご自身の立ち回りだけを考えて
どうかがんばってね、で終了でいい。
映画の世界も現実もそうなればいいのにね。
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