原作は早見和真の同名小説の🎬化です。
母親の病気をきっかけにバラバラだった家族がどん底から再生していく物語です。
ごく平凡な一家の母親は物忘れがひどくなり病院で検査を受けると末期の脳腫瘍で余命1週間と宣告される。
突然訪れた事態に残された男三人(父親、兄と弟)は、様々な問題と向き合いながら最後の『悪あがき』を決意するのだった。
父親が借金して建てたマイホームの残高は未だ済んでいないし、父親の経営する会社には多額の借金、兄嫁は妊娠して不安定であり夫婦仲がおかしくなりつつある、弟は気儘な大学生・・入院費用もいる。
それぞれ勝手な男三人が母親の病気のダメ元で奇跡を信じて悪あがきをしつつ再生していくものです・・最後のいちばん呑気そうに見えた弟が母親の手術後に本心を吐くシーンには泣けた。