Cauliflower

ゆるせない、逢いたいのCauliflowerのレビュー・感想・評価

ゆるせない、逢いたい(2013年製作の映画)
1.0
最後まで観て、正直恋愛モノなのかデートレイプを題材にしたものなのか分からなかった。だって最後まで主人公の女の子は恋心を持ってて捨てきれないんだもん。監督さんは男性みたいだけど、男のエゴも含まれてんじゃないかなと思ってしまう。
私は好きな人にレイプされたことは無いから分からないけど、どうしても綺麗に収められてるのが怖いと感じる。そしてレビューで、好きな人ならいいんじゃないかって言ってる人がいるのはおかしいよ。いいわけないじゃん。
レイプをしたあの男が少年院にさえ入れられず終わるのって日本だよね。そこもリアルなのかなーって思うと苦しかった。映画全体が美しく描かれてる(男はもちろんもう2度とあんなことしないけど、するかどうかはどうでもいい)からいいのか知らないけどああいう人はあの終わり方じゃまたやるでしょ。そこもイライラした。
あの警官のクソみたいなセカンドレイプ発言は現代の無知な一部の人間たちの主張を完全に表してて気持ち悪かったな…

良かったと思うのはお母さん。最初は厳しくて嫌だな〜と思ったけど娘が被害に遭った後の対応が良くて、何をすればいいのか分かってたから安心できた。

最終的に、、性犯罪にある程度知識とか、許し難いという思いとかがある人が観ると胸糞映画かも。
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