ふふみ

ゆるせない、逢いたいのふふみのレビュー・感想・評価

ゆるせない、逢いたい(2013年製作の映画)
2.8
キャスティングが丁度良かった。
こういうケースは少なくないのかもしれないけど、主人公のようにちゃんと訴えられる人は少ないのかもしれない。
彼のことが好きだったからこそ、有耶無耶にしなかったのが良かった。
忘れようとして何もしないことの方がそのときは楽に感じるかもしれないけど、忘れられるわけがないから辛くても向き合うことが主人公にとっても彼にとっても最善だった。

母親の愛情は伝わるけど、縛り付けるよりも自分で考えさせることも必要だったと思う。縛り付けると、それに抗うことに終止して自分で想像することを諦めてしまうから。
自分の娘も一人の女性なのだと、もっと早く認めるべきだった。
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